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黎明寮では、平成27年度の事業計画を下記のように定め、実践しています。

平成27年度 救護施設 黎明寮 事業計画

精神病院の入院患者のうち寛解患者について、退院促進と社会復帰が進められてきており、黎明寮がこの受入れを積極的に行ってきている。 これにより精神病寛解患者が入所利用者のうち約60%、重複障がい者を含めれば入所利用者の90%を占めるようになってきており、 いわゆる処遇困難ケースが増大している。 こうした利用者の状況に応じて利用者が安心して生活できるように更なるサービスの向上、法人内事業所・関係機関等との連携に努める。 また、在宅での生活が可能な利用者への在宅での生活支援を充実する他、当施設退所者及び地域の生活困窮者等の施設におけるグループ活動を 通じて居場所作りを推進する。 また、在宅の対象者について当施設への通所事業及び一時入所事業等を受け入れ在宅生活の継続支援に努める。 また、行政等の関係機関と協議しながら地域ニーズ・地域貢献を果たせるように応えていく。 併せて、全国救護施設協議会が平成25年から3ヶ年計画で開始した「救護施設が取り組む生活困窮者支援の行動指針」の最終年を迎え、 当施設の地域貢献、あり方について検討を深める。

1 利用者の安全・安心確保とサービスの質の向上

(1) 日中活動の充実

施設利用者及び在宅の対象者の増加及び施設サービスに対するニーズの増大に応えることに努めてきたが、 更に内容の多様化を工夫し日中活動の充実を図る。

(2) 支援課・保健課、栄養士の連携強化

入所利用者の重度化に対応し、支援課、保健課との情報の共有化・連携を強化し、 また医務室に配した栄養士と共に利用者の健康管理(新たに口腔ケア、嚥下困難者支援等)、 衛生管理について協働して利用者の健康管理に努める。

(3) サービスの質の向上

① 地域貢献に向けたあり方検討会の継続

当施設が有する機能・役割を活かし地域における支援を要する者に対する支援のあり方について、論議を深めてきたが、 法人が持つ多様な資源とノウハウを活用して、今後の地域貢献のあり様の検討を深める。

② 業務の効率化

配置職員数の適正化を進め、業務の効率化・省力化について検討する。

③ 入所利用者ニーズに基づいたサービスの提供

地域生活への移行希望者に対する支援

施設利用者に対して居宅生活訓練事業を実施し、施設退所者に対して通所事業、一時入所事業等の支援活動を展開する。 更に地域の関係機関と連携して地域生活移行支援及び退所後の生活の安定化を図る。

④ 第三者評価事業の受審を活用した改善

利用者の満足度の向上を目指し、平成27年9月に受審を予定。その評価結果について利用者、職員にフィードバックし サービスの点検と今後の改善に努める。

⑤ オンブズパーソンの活用

利用者が抱える悩み事について職員がきめ細かく積極的に対応する他に、権利擁護のため利用者の代弁者として 第三者機関であるオンブズパーソンを配置し、利用者が安心して生活を送れるように相談できる環境を整備する。

⑥ 保護者・利用者・職員からの苦情処理

苦情相談員を配置し、保護者・利用者・職員からの相談・苦情等について事情を聴取するとともに受付け及び必要な助言を行い、 事案解決に向けて迅速かつ適切に苦情解決に向けて取り組む。苦情の申出者に問題が施設内で解決した場合には 書面で通知すると共に施設内に掲示し、利用者及び職員間とで対応の共有化を図る。 また、必要に応じて法人本部の苦情等調整委員会への報告等密接な連携を図る。

(4) 環境整備

建物劣化診断の結果、建物・設備の経年劣化は認められるが、手当てする緊急度の高い個所はないとの診断を得ている。 しかし、冷暖房設備について保守部品の保存年数が過ぎているため、東京都と大規模修繕事業に向けて協議を行っていく。

2 収支の安定確保

(1)入所率102%の確保維持(定員100名 入所数102名)

(2)経費節約、効率化対策

法人本部による「平成27年度予算編成の基本方針について」に基づいて施設管理・運営事務費等経常的・定型的な経費については、 2~5%削減を図る。法人で統一して建物・設備の保守・維持管理のメンテナンス業者を通じ努めてきた。 更にその他経費の節約・効率化に努める。

3 人材育成

(1) ニーズに対応した研修の実施

従来、研修内容は救護施設は施設利用者に対する支援が主であったが、これに加えて今後は、 外部環境や社会から救護施設に求められるニーズに対応するために、定期的に研修会を設け、職員の意識の醸成を図る。

(2) 国家資格等取得奨励金制度の活用

国家資格等取得奨励金制度を活用し、資格取得を奨励すると共に自己研鑽のために研修参加奨励金制度を奨励する。

以上